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イベントでトランプデックの販売やトランプゲームの紹介をしています。イベント出展の予定は「出展情報」に載せています。
ラベル デック紹介 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2024年8月30日金曜日
中身のカスタマイズを考えるのが楽しくなる缶ケース入りトランプデック 「Autocycle #1」のご紹介です。1901年に製造されたデックの復刻デザインになります。

パッケージの外観です。緑と紫の2デックが缶のケースに入っています。
デックの箱はフォイル仕様です。コートがかかっていないため、すこし汚れに弱そうですが缶のケースが傷や汚れをカバーしてくれます。


パッケージや背面は曲線をデザインに組み込んだ20世紀初期らしいものになっています。
オモテ面のデザインはBicycle Autumnと似ています。ランクの表記は小ぶりで、色味は赤のスートは彩度が抑えめの深い色になっています。絵札のデザインはオーソドックスでクラシカルな雰囲気です。

このデック最大の面白がりどころは缶のケースにあります。
このケースはトランプデックとゲームに使う小物をまとめて収納できるのが便利です!
すき間にメモ帳や細いペンが入りますし、トランプの本からコピーしたルールを入れてあわせて運用できます。
さらにトランプを1組を抜いてできた空間にチップを入れたり、サマリーをメモしたカードを入れたりもできます。
まとめて一つのパッケージにすることでボードゲーム会でトランプゲームを遊ぶハードルがグッと下がること間違いなしです。


このデックの活用法はハッシュタグ #缶入りトランプ でトランプ屋のX(旧Twitter)から発信していきますので是非参考にしてください!またみなさんの活用法や使ってみたときの写真もポストで見せていただけると大変うれしいです
2023年8月2日水曜日
トランプデック 「Aviary」のご紹介です。
Aviaryは「鳥小屋」という意味ですが、「(小さい)鳥籠」というより「花鳥園」というイメージです。
ボックスやバックのデザインはシャープでエレガントです。金属製の小屋を想起させるような直線や円の模様と植物や鳥のイラストが調和しています。
オモテ面のピップ(カードに描かれたマーク)はカスタムデザインで見る者を惹きつけます。
赤のスートの色味はオレンジががっています。
絵札はフラットデザインの人物に鳥や花があしらわれていて「鳥と草花」のイメージを体現しています。

ひとことポイント
しっかりしたテーマながら主張は控えめで、見た目と使いやすさのバランスが非常によいデックです。飽きずに長くお使いいただけると思います。
2021年11月3日水曜日

トランプデック 「Star Wars」のご紹介です。

マジック用具メーカーTheory11がStar Warsデザインのデックを出しました。青は同盟軍デザイン、赤は帝国軍デザインになっています。封印シールを前面にもってきてアイコンが目を引きます。

さすがのTheory11クオリティ。マークも数字もデザインされていて見やすさとかっこよさを両立させています。



コートカードのデザインはこんな感じです。エピソード1-9のキャラクターがそろい踏みです。ちなみに各スートのエースも特別デザインになっているのがマニア心をくすぐります。

ひとことポイント

あなたは帝国?同盟?どちらのデザインもよくて両方仕入れました。Star Warsを知らなくてもかっこよさが伝わるデックになっています。

トランプデック 「Avengers」のご紹介です。

マジック用具メーカーTheory11がMARVELのAvengersデザインのデックを出しました。箱はアヴェンジャーズのキャラクターのアイコンをあしらった箔押し・エンボスの豪華仕様です。

版権物のコラボデックですが、いい意味でキャラクターの力に頼りすぎていない印象です。マークもオリジナルデザインで見やすさとデザイン性を両立しています。コートカードのキャラクターもクールなかっこよさがあり、見るたび使うたびに満足感が得られます。

ひとことポイント

ついに出ましたAvengers!Theory11がコラボ物を作るとここまでのものに仕上げてくるのかと驚きました。リリースのタイミングもエンドゲーム後という、集大成の最高のものにするという心意気を感じます

2021年1月11日月曜日


 トランプデック 「Derren Brown」のご紹介です。

マジシャンのダレン・ブラウン氏とTheory11のコラボレーションで生まれたデックです。箱は本をイメージしたデザインで、マットな地のうえに金と黒のエンボスで装飾と文字が入っています。この写真から分かりませんが、箱の左側、本の背表紙にあたる部分には細かなデザインが入っており、箱の上、右、下の三方には本の金付けが再現されていて書物らしさに統一感を与えています。

封印は朱色で緑の箱にアクセントを加えています。カードのバックは緑の1色ですが細かな装飾が描かれていて落ち着きのあるクラシカルなイメージを与えます。


オモテ面です。色は朱がかった赤と黒の2色だけですがスートのデザインにオリジナリティを感じます。クラブは数百年前のヨーロッパのそれと似ていますが、ダイヤは角の形が凝っていて現代的です。ピップ(カードに描かれたマーク)の印刷もちょっとだけ滲んだデザインでクラシックなイメージを強調しています。

各スートのエースはユニークになっていて、カード、鍵、錨、カラスが描かれています。


ひとことポイント

オーセンティックで飽きのこないデザインでゲーム用として長く使えるデックです。

2020年10月25日日曜日


トランプデック 「Architectural wonders of the world」のご紹介です。
バイシクルの中でもかなり凝ったデザインのデックです。テーマは歴史に残る世界の名建築です。
封印を切って箱を開けたところです。箱の内側にも世界のランドマークがアイコニックに描かれています。

カードぞれぞれに建築物が描かれています。色づかいも描き込みもすっきりとしてプレイの邪魔になりません。ランクの文字も手書きフォントで建築デザイナーの手仕事を想起させます。
描かれる建築物は年代別になっていてスートごとで以下のようになっています。

ダイヤ - 西暦1950年から現代
スペード - 西暦1900-1950年
クラブ - 西暦1000-1900年
ハート - 紀元前-西暦1000年

ひとことポイント
スフィンクスからブルジュハリファまで、ぜひ絵柄を確認して自分のお気に入りを見つけてみてほしいです。
トランプデック 「Bicycle Lo-Vision」のご紹介です。
箱とカードの裏面は普通のバイシクルデックに見えますが、表面のデザインに大きな特徴があります。
カードのランク(数字)がピップやイラストではなく大きな文字で示されています。スートは文字の色で見分けることができます。


トランプ屋ではこれまでイラストやデザインに凝っているデックを扱ってきましたが、今回はとにかく実用性を考えて仕入れました。
テーブルのカードを遠くからでも見やすく、ネット配信や距離を取ってプレイするときに便利です。

ひとことポイント
動画配信やネット越しのプレイでとにかく見やすいものを、と考えている方におススメです。
2020年4月12日日曜日


トランプデック 「Animal Kingdom」のご紹介です。箱はマットな素材にエンボス加工が入っています。

カードのデザインは…まずはこの画像を見てほしいです。


程よくデフォルメが利いた絵柄がかわいさとかっこよさを両立させていて眺めているだけでテンションがあがります。



箱の内側のデザインも外側とコントラスト利いています。



マークのデザインもカスタムされており、フリーハンドの手書き風になっています。

ひとことポイント
動物デザインが良い!
このデック1個につき1ドルがWWFに寄付されるそうです。
2019年11月4日月曜日


トランプデック 「High Victorian」のご紹介です。名前のとおりヴィクトリア時代のイギリス上流階級がテーマです。


ボックスが豪華です。表面は金と緑の箔押しにエンボス加工で細かい装飾が入っていて、内側にも金の箔押しでパターンが入っています。



中のカードには赤と黒の2色だけが使われていて豪華なボックスと良いコントラストになっています。マークも文字もカスタムで細部にまでデザインされています。



ひとことポイント
細部にまでデザインの仕事が行き届いたフルカスタムのデックです。飽きの来ない見た目ですのでどこに出しても間違いない1作です。

2019年4月14日日曜日
トランプ屋オリジナルアイテム「クリベッジボードステッカー」のご紹介です。

ステッカーとして使えるはもちろん、クリベッジボードの実用性にもこだわって作りました。
これを針を刺せるものに貼って待ち針をペグにすることでクリベッジボードとして使えます。
サンプル写真ではコルクに貼っていますが、ほかにもスチロールや紙箱に貼っても快適に使えます。
得点トラックは1周60点なので1周でショートゲームの得点が記録できます。2周のフルゲームも想定して5点刻みの得点には1周目2周目どちらの得点も表示しています。

グラフィックデザインは別府さいさん(@allotment31)に担当いただきました。こちらの希望をすべて叶えていただいた最高の仕上がりになっています。

即売会ではいつも通りサンプルを用意しますので、ぜひブースで見て確かめてください。

2018年2月3日土曜日

マイナーだけど魅力的な15ゲームのルール解説
ゲーム愛好者たちによる充実のコラム17本
世界初?トリックテイキングのゲームブック

トランプ屋で「2冊目のトランプゲーム本 おうちでトランプ 普及版」を販売します。
この本は「練馬おやこボードゲームの会」が作成したもので、2015年のゲームマーケットで初売りされました。
この本のコンセプトは「2人から4人の親子で遊ぶ」。「親子で一緒に」「子どもだけで」というどちらのシチュエーションも想定した丁寧な作りになっています。子どもも楽しめることを目的にしていますが収録されているゲームは決して子供だましではなく、大人だけで遊んでも十分楽しめるものがほとんどです。
出典も非常に幅広く、Pagatやゲームファームのみならず、A Gamut of Games(シド・サクソンのゲーム大全として邦訳版が出ましたね)やWebの口コミまで丁寧にあたっていて、面白いゲームを楽しめるようにという著者の執念すら感じられます。

この本が初めて世に出てから3年が経過しますがその価値はほぼ変わっていないと考えています。むしろ、「シド・サクソンのゲーム大全」が出たことにより収録作のプレイニーズが高まっており、図入り解説の価値は増したと言っていいでしょう。
ルールパートのコンテンツは電子で公開されていますが、紙の本も継続的にお客さんの目に触れるところに出しておきたいというのがトランプ屋の切なる希望でした。このたび著者の木村さんからもご提案をいただき、取り扱いを決定しました。
さてこの本の仕様についてです。初版はリング綴じ形式でしたが今回はより廉価で持ち運びやすい「普及版」ということで、コンパクトなA5判無線綴じ製本になりました。中身はというと、ルールパートとコラムパートに加え、別冊になっていたゲームブック『トリックテイク城の血闘』を1冊にまとめて収録しています。収録されているゲームとコラムは以下のとおりです。

収録ゲーム
オニオンタ・ホイスト/ジャーマン・ホイスト/ダック・スープ/タブラネット/スパイト・アンド・マリス/デュラック/ル・トゥルック/7ハンド・ポーカー/ピラミッド大富豪/たこやき/きゅうり/ゼテマ/ベリシ・ネ・ベリシ/マキャベリ/トゥエンティ・トゥ

トランプよもやま話(コラム)
トランプゲームの王様/運がよいとき、悪いとき/トリックテイキングゲームの魅力/パーティは企画と準備が一番楽しい/トランプからのゲームデザイン/王様のおうち/トランプのある家庭の日常/異聞、伝聞、いい気分/トランプでディープな検索クエスト/楽しく嘘をつく/美術館へようこそ/大富豪とは何なのか/カード立てについて/キュウリ/トランプな話/トランプのマーク/トランプいろいろ

このおうちでトランプ普及版はゲームマーケット大阪から販売になります。イベント前に改めて告知しますので、そちらでもご確認ください。

2017年3月30日木曜日
トランプデックのさらなる高みに到達しているコントラバンドのご紹介です。
これは秘密結社、陰謀論などの未知の全てのものにインスパイアされてデザインされたデックです。

箱にはエンボスと金の箔押し加工がされており、立体感と高級感を与えています。

封印の形・グラフィックも箱と調和していて箱のデザインをより引き立てています。

なんと箱の内側にもデザインが施されています。


カードのバックはデザインはちょっと凝りすぎかな?という気もしますが黒1色なので良いバランスに仕上がっています。

ピップは少し小さめですが、銅板の凹版印刷を想起させるようなデザインです。コートカード(J、Q、K)はうるさくないすっきりしたデザインで、実用とアートの度合いのバランスが良いです。

各スートのAもカスタムになっており、スートごとに細かく書き込まれた美しいアートワークになっています。カードの金色の部分はきちんと金色のインクが使われており、それがポイントになってさらに高級感を上げています。
このデックのメーカーのTheory11はいくつものカスタムデックを出していますが、このアイテムはその中でもとりわけ細部にわたってよく作られていると感じます。

ひとことポイント
箱を取り出した瞬間から惹きつけ、見た目の満足度と快適なゲームプレイも両立させるデザインが魅力的です。渋さとインパクトが見事に両立しています。

2016年11月14日月曜日
もともと2013年秋に「練馬おやこボードゲームの会」で発表されたマストフォロー練習トランプのご紹介です。

このデックはカードの色がスート(マーク)毎に異なり、裏側からスートが分かるようになっています。これを使うことで、周りのサポートを受けながらトリックテイキングのマストフォロースートの原則を練習することができます。
手札のスートが公開されることはゲームの良いスパイスとなることがあり、特にペア戦のゲームではそれがよく効いてくるようです。
「練馬おやこボードゲームの会」のページではこのデックを使った創作ゲームのルールが公開されていますので、ぜひ、遊んでみてください。
おうちでトランプ - マストフォロー練習トランプ


これは色が異なる4組のデックをスートごとに組み直したもので、カードの色は赤、黒、黄、青の4色の組み合わせになっています。デザインはほぼバイシクル・ライダーバックと同じです。(黄色のスペードのAだけデザインが異なっています。)各デックにはジョーカーやギャフカード計4枚が付いています。
2016年10月22日土曜日
ゲームマーケット秋で「マストフォロー練習トランプ」を販売します。
というわけでまずは「マストフォロー練習トランプ」はどういったものなのか、すこしお話をさせてください。
トランプで良く遊ばれるタイプのゲームにトリックテイキングがあります。このタイプのゲームには「マストフォロー」という概念がよく出てきます。マストフォローというのは、手札にそのスート(マーク)の札があるなら出さなければならない、というもので、これがゲームの面白さの核でありながら少し厄介なポイントなっています。なぜ厄介かといいますと、手札の管理が自己責任になり、それが正しくできていないとゲームが破たんしてしまいます(同じスートがあるのに出さなかった場合「リボーク」といいます)。はじめて遊んだトリックテイキングでうっかりリボークしたばっかりに嫌になってしまうということも考えられます(私が危うくそうなりかけました)。
この「マストフォロー練習トランプ」は、手札のスートを見える化して周りでサポートできるようになっています。具体的には、スートごとにカードの色が別になっており裏側からも分かるようになっています。これまで「練馬おやこゲーム会」さんのほうで販売されたことがあったのですが、前回の作製・販売から時間も経っており、発案者の許可もいただいたのでこのたびトランプ屋でご用意することとなりました。詳細な製品概要は別途エントリを作成しますが、色違いのデックをスートごとにばらして組み直したものになります。
このデックで既存のゲームを遊びマストフォローの練習をするのはもちろん、この特性を活かして創作ゲームを作ってみるのも面白いのではないでしょうか。裏からスートが見えたらゲームの面白さが減るとは一概に言えず、既存ゲームではRandolphの「Scan」という好例もあります。
ゲームマーケット秋が初売りとなりますが、それ以降も長く扱ればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。