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イベントでトランプデックの販売やトランプゲームの紹介をしています。イベント出展の予定は「出展情報」に載せています。
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2024年12月31日火曜日


 今年も大変お世話になりました。

2024年はトランプ屋にとって大きな動きのあった1年となりました。

トランプ屋として初めてトランプと直接関連しないゲームである「象棋麻将(シャンチーマージャン)」の取り扱いを始めました。ありがたいことに大変大きな反響をいただき、注目すべき民間ゲームを新しいファンの方にしっかりお届けできた思っています。

トランプのことについて言えば、ゲームマーケット秋ではケース入りのトランプを「缶入りトランプ」として販売しました。その前後にかけてSNSでもトランプの取り回しについて情報を出すことで、ささやかながらトランプの面白がり方についてメッセージを打ち出すことができたかなと思っています。

今年、象棋麻将とトランプの両方を扱ってみて感じたのは、ルールが付いてないゲームを送り出す難しさです。象棋麻将はルールもパッケージに含まれているので、遊び方も含めてこちらの意図を乗せてお客様にお届けできる一方、トランプはモノでしかないので面白がりどころも乗せて送り出さないと片手落ちになりかねないことを改めて感じました。

この経験を活かして2025年はトランプで遊ぶ楽しさを少しずつ伝えられる、そんな1年にしたいと思っています。

改めて、今年もご愛顧をいただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。良いお年を!

2024年7月1日月曜日
(本記事にはamazonアフィリエイトリンクが含まれています)

2024/7/1更新 全面的に記事を書き直しました

せっかくトランプが手元にあるなら、それを使って新しいゲームに挑戦してみましょう。
というわけで今回はトランプのルール本を紹介します。紹介した本はどれもおススメですが、上から順番に読んで遊んでいくのが良いと思います。

余計なお節介かもしれませんが、ここでトランプ本を楽しむコツを。大事なのは「ひとつずつ実際に遊んでみること」と「繰り返し遊ぶこと」です。
1冊の本にはたくさんゲームが収録されています。つい目移りしたり読み飛ばしたりしてしまいますが、そこはグッとこらえて「順番に」「繰り返し」遊んでください。きっとトランプゲームの面白さを深く知ることができますよ。

と、前置きはこのくらいにして本題に入りましょう。

トランプ本、まずはここから

はじめに全プレイヤー必携の2冊を紹介します。

もっと夢中になる!トランプの本


最初の1冊として断然おススメです。「最初の1冊」と書きましたが、もうこれだけでいいと思えるくらいの良書です。
とにかく載ってるゲームがまぁ面白い。それもそのはず、著者の草場さんが長年にわたって遊んできた中で選りすぐったゲームが収録されています。
ルールの説明も図が多く入っていてわかりやすく、プレイ人数ごとに分類されているところも気が利いていて便利です。

大人が楽しい トランプゲーム30選


長年ボードゲームを販売している「すごろくや」が作ったトランプゲーム集です。
ゲームの手順の説明は平易で間違いがないような言い回し説明していて好感が持てます。
収録されているゲームはシステムやプレイ感が独特なゲームが多めの印象で、バリエーションが豊かです。
特殊な製本仕様になっていて、本のページを開いた状態でテーブルに置いても勝手に閉じてしまわないのは地味に便利です。

もっといろいろ

トランプの世界の広さを味わえる2冊を紹介します。いずれも自費出版本です。

おうちでトランプ


本のサイトはこちら
練馬おやこボードゲームの会から2015年に自費出版されました。もともとはバインダー入り製本でしたが、現在はくるみ製本の冊子が「普及版」としてトランプ屋で取り扱っています。
「おうちで」のタイトルの通り、少人数やおやこで遊ぶことを考えて作られた本です。ゲームは世界中から幅広く収録されていて、ルールも図入りで分かりやすく解説されています。
寄稿コラムも多数収録されていて読み物としても面白いです。巻末にはトランプゲーム「22」を(ゲーム内で)プレイしながら進めるゲームブックも収録されています。

国内創作ゲームが多数収録された「おうちでトランプ2」もあります。中身はちょっとディープ寄り。

プレイトゥギャザー!


タルトゲームズより2022年に自費出版されました。
紙の本は現在品切れになっていますが、電子版がこちらのページからダウンロード購入できます。
ルール説明はテキストのみのため少し難しそうに見えるかもしれませんが、順を追って遊んでみるとスムーズに楽しめるゲームが揃っています。
どのルールも見開き2ページで収まるように記述・割り付してあって読みやすいです。

こうなったらとことん

「載ってる順に全部遊ぶ」というのが到底不可能な(著者も想定していないでしょう)本を2冊紹介します。辞書のように使ったり興味が湧いたものをつまみ食いする感じで使うといいでしょう。

トランプゲーム大全


掲載されているゲームの数は約250種。ボリュームがとにかく多くて気が遠くなります。肝心の中身は信頼できるもので、ルールは過不足なく記述されていてちゃんと遊べます。気に入ったゲームのバリエーションを知りたいときに重宝します。
著者の田中.ROMさんの自費出版本「2人でトランプを」の商業出版バージョンです。
「日本における究極の2人専用トランプゲーム本」の謳い文句に偽りなし。古今東西の2人用トランプゲームのルールを詰め込んだ渾身の1冊です。


ほかにも読み物として紹介したいトランプ本もいろいろありますが、これはまた次の機会にしようと思います。
それでは良いゲームライフを!

2020年12月29日火曜日


 

今年も1年大変お世話になりました。

2020年はゲームマーケット大阪と春が中止になりましたが、練馬おやこボードゲームの会からお預かりした新刊「おうちでトランプ2」を通販でリリースし、多くの方にお届けすることができました。

ゲームマーケット秋では練馬おやこさんとお隣で出展でき、うちで「おうちでトランプ1,2」を販売、お隣で「おうちでトランプ別冊,Z」を頒布しました。
秋は試遊がない代わりに広いブースになりましたので、カードを広げた形でサンプルを展示することができ、多くの方にアピールできました。またルールシート第2弾となるヤニブのシートも直接配布でき、直接会えるイベントの楽しさと良さを再認識しました。

さて、トランプ屋は2016年の活動開始から4年を数えますが、アナログゲームをめぐる環境は大きく変ってきています。アナログゲームの人口は非常に増えたと思いますが、人狼やマーダーミステリーや謎解きなどのジャンルの広がりもあり、数ある遊びのひとつとしてボードゲーム「も」やる人が増えているようです。さらに市場に出るボードゲームの数も増えていて、遊んでも遊んでも遊びきれないという嬉しい悲鳴状態です。そんな「忙しい」プレイヤーにトランプゲームの面白さを伝えるのはとにかく至難の業のように感じています。トランプゲームは――自分が言うのもなんですが――どうしても軽視されたり面白さが伝わりにくかったりするので、そこを何とかするのが引き続きの課題になりそうです。

また、モノとしてのトランプをめぐる状況も変化してきています。クラウドファンディングの影響なのか、トランプのカスタムデックは凝ったものが増える一方で価格帯も上がっているようで、徐々にコレクターズアイテム化しているような気がしています。価格と品質はある程度相関しますので痛し痒しなのですが、使うのをためらうようなお値段のデックはちょっと扱いにくいと感じています。

そんなこんなで課題と悩みはありつつも来年以降もチャレンジを楽しんで活動していきます。

それではみなさま、良いお年を!

2020年2月28日金曜日

かねてよりTwitterでお知らせしていた通り、練馬おやこボードゲームの会発行の「おうちでトランプ2」を扱います。

これはトランプ屋で以前より扱っていた「おうちでトランプ」の第2弾にあたるものです。
元々「おうちでトランプ」はトランプゲームの魅力を深く広く扱った冊子で、ゲームのルールを図入りで詳しく紹介することはもちろん、ネタ盛りだくさんのコラムやゲームブック、地図、スコアシート(普及版では地図とスコアシートは未収録)も入った特盛の内容に仕上がっていました。

さて今作の2では前作よりさらに欲張ったものになっています。
収録されているルールは国産の創作ゲーム12作!古典ゲームの大人数アレンジから独創的なシステムのゲームまでバリエーション豊かで遊び応え十分です。これだけでも充分価値のあるものですが、この冊子をさらに特徴的にしているのは+αの部分でしょう。ゲームのルールをただ掲載するだけでなく、親子で遊ぶことを想定した説明や作者からのコメント、さらにはいわゆる「何切る?」のケーススタディもあり読み物として大変満足のいく内容になっています。
ルール以外のパートも硬軟取り混ぜた内容で読む人を飽きさせません。漫画、イラスト、トランプの歴史、海外のトランプゲーム事情、トランプに関する観光情報とグルメまで!とにかくトランプに関することを詰め込んだ贅沢な内容になっています。

これだけ盛りだくさんの内容でお値段2500円。版型はA5版156ページフルカラーの無線綴じです。前作は発行と流通のタイミングの違いで通常版普及版の2バージョンありましたが、今回は初版からこの版型になっています。
*印刷時の仕様で一部の図に印刷潰れが生じています。トランプの山札の図の細かい部分が印刷に乗っていませんがご了承ください。

販売開始はゲームマーケット2020大阪を予定していました。が、イベントが中止になってしまったので……


ただいまよりトランプ屋web Shopで販売を開始します。

送料は一律200円です(250円に改訂しました)。他のものを色々買っても送料は変わりません。去年秋から長らく在庫切れにしていた「おうちでトランプ 普及版」も在庫補充しました。皆さんに直接お渡しできなかったのは悔しいですが、今はただお届けすることを優先に対応します。

次回以降のイベントでも継続的に販売を予定していますので、内容ご覧になりたい方はブースにお越しください。
それでは「おうちでトランプ2」を何卒よろしくお願いします。

【収録内容】
トランプゲームルール
 ブーメランオークション / 髑髏コレクター / シェリフ / ザ・悟り / ドクソン / カムレッド / ひとりがいちばん / ノーティス / パスカットラン / 65 / カマリ / キャンセレーション・ブラックレディ
学習まんが
 トランプのれきし
あなたのばんです/りゆうがあります
 ブーメランオークション / シェリフ / パスカットラン / 65
めぐりカルタ
 仙台 / 芦屋 / 津山 / 大牟田
トランプよもやま話
 製紙技術と伝播 / 百科全書とトランプ / 西洋遊戯骨牌使用法とトランプ / オンブル、絵取り / 最も古いカードマジックの本 / ひらいたトランプ:韓国編 / 中国のトランプ事情 / ひらいたトランプ:北朝鮮編
鳥庭訓(4コママンガ)
 ザ・トリテ / 切札 / インスト / ルール / クイーン / トランプタワー
執筆陣紹介
隣接領域の勝手ブックガイド
参考文献・脚注

2019年12月31日火曜日

トランプ屋の2019年を振り返り、今後の展望もお伝えします。

取扱商品について

グラフィックを別府さいさんに全面協力いただき、クリベッジボードステッカーを出すことができました。クリベッジにちょっと興味があるという方に気軽に手にとっていただけるものができたと思います。
デックのラインナップについて、今年は入れ替わりの年でした。今後はEllusionistのデックを減らし、Theory11を増やす予定です。取り扱いの種類を増やすかどうかについて、選択肢は絞ったほうが選びやすいという信念でいますがサムシングニューのニーズも常にあり、悩ましいです。

イベント出展と情報発信について

甲府非祭りやゲームマーケット秋の試遊は非常に満足のいくオペレーションでした。試遊を通して「ゲームを紹介するついでにトランプを売る」というトランプ屋のミッションを再認識し、非常に良い刺激を受けました。
情報発信の今後の方針は紹介タイトルを増やすよりもリファレンスの整備やゲームの魅力を繰り返し発信する方にシフトしていこうと思います。

というわけで今年も1年間活動を続けることができました。これもひとえに皆様のお力添えと暖かい応援のお陰です。広がり続けるアナログゲームの世界に対し、トランプ屋としてなにか+1が続けられればと思っています。

それでは皆様、どうぞ良いお年を!
2018年12月30日日曜日


2018年も残すところわずかとなりました。ここでトランプ屋の1年を振り返ります。

取扱商品について

今年は著者からのご好意もあり、おうちでトランプ普及版を扱うことができました。これによってソフト面の扱いも充実しました。このこともあり、ゲムマではトランプのことはトランプ屋へ、と自身をもって言えるようになってきたかと思います。
今年在庫が切れたクリベッジボードの次の取り扱いをどうするのかと、地方札の取り扱いをどうするかが今後の課題です。

情報発信について

ルール記事の更新が止まってしまったのは反省です。ですが年3回、イベント出展ごとにトランプ屋通信を出してこれたので、まずはトランプ屋として自らに課した義務は果たせたかなというところです。ゲームをアピールするためのチラシを作りたいという気持ちがありますが、自家製の限界を思い知りました。来年は外部の方と協力することも課題になりそうです。

というわけで個人で細々とやっているこのトランプ屋ですが、皆様のお陰で今年も続けることができました。これからも微力ながらトランプを盛り上げられればと思いますので引き続きどうぞよろしくお願いします。
それでは皆様、どうぞ良いお年を!
2017年12月30日土曜日

2017年が暮れようとしています。ここでトランプ屋の今年1年の活動を振り返り、来年の展望も語ります。

取扱商品について

年初の予定通り、イベントでコンスタントに各種デックやマストフォロー練習トランプを販売し、新たな取扱商品にクリベッジボードとピノクルデックを追加しました。
来年取扱商品を増やすとしたらルールブックでしょうか。うちのブースでトランプを手に取っていただいた方に「次」につながるものを紹介したいです。さらに、どこまで幅広くデックを扱うか、レアデックとどう向き合うかが課題になりそうです。

販売の経路について

即売イベントに5回、プレイ中心の甲府非電源系ゲーム祭りに1回出展し、細々ながら通販も継続できました。これはいいのではないかと思います。出展時のディスプレイは少し改善したいです。

情報発信について

マストフォロー練習トランプキャンペーンを行い、相応の収穫がありました。即売会では毎回フリーペーパーを配布し、一定の反応を頂ました。
課題は2点あります。ひとつめは目を引くデザインとPR。トランプゲームはやっぱり地味でスルーされてしまいがちなので、少しでも目に留まるような工夫をしたいです。もうひとつは実プレイ。トランプは面白い。けれど実際にプレイしないと非常に伝わりにくく、そのプレイの機会は即売イベントでは限界があります。そこでゲーム会やプレイスペースに足を運び、ボードゲームの合間に少しずつ遊んでいただく機会をもらえればと考えています。

トランプ屋なんて大げさな看板を掲げて活動を続けていますが、2018年もその名に恥じない活動ができるようがんばりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。
それでは皆様、どうぞ良いお年を!
2017年10月21日土曜日

「イカしたデックとオモシロなゲーム」を目指して活動しているトランプ屋ですが、ここで改めて私達の考える「イカしたデック」についての考えを語ってみます。
世の中には実に多くのトランプデックがあり、デザインも品質も、そしてお値段も千差万別です。星の数ほどあるデックの中から取り扱い商品を決めるときの基準に大きく3つで、「ゲームに適している」「気が効いている」「値段が高くない」です。これらの3要素をそれぞれ説明します。

「ゲームに適している」こと

この世のデック全てがゲームのことだけを考えて作られている訳ではなく、トランプのユーザーの中にはマジシャンやカーディストリー、コレクターという層がいます。これらのユーザーは見た目にインパクトがあって華美な物を好む傾向があります。インパクトの強い見た目は観客の目を引いたり所有欲を満足しますが、ともするとクドくなってしまいます。トランプゲームはプレイ時間が長いものだと1時間以上かかり、その間カードを見つめ続けることになります。そのため長く見つめても邪魔になりにくく、飽きにくいデザインのものを選ぶようにしています。

「気が効いている」こと

遊びやすいのは優先ですが、トランプは遊び道具ですから遊び心も大事です。そのためカードのデザインは気の利いたものを選ぶようにしています。具体的にはピップの形や色合い、ランクのフォントがオリジナルなものを選んでいます。私たちの扱うデックを使ってもらうシチュエーションは、ゲーム会や友達との集まりで、トランプはふだんあまり遊ばない人が使う、というものを想定しています。一緒に遊ぶ人の興味を少しでも引くためにこのような「気が効いた」デックは力を発揮してくれると信じています。

「値段が高くない」こと

トランプは気軽にガンガン使い、カードがくたびれたら買い換えるくらいのものだと思っています。そういった使い方を考えると、たとえば1箱5千円するデックはちょっと厳しいです。価格帯としてamigoやabacusのカードゲームと同程度であればそういった使い方をしてもらえるかなと思い扱い品を選んでいます。

以上、トランプ屋の考える良いデックについて語ってみました。さて、この物差しで次はどのデックを扱いましょうか。いつも悩ましくも楽しい決断が待っています。
それではまた、Have fun!
2016年12月30日金曜日

トランプ屋の1年が終わります。今年夏に活動を始めたトランプ屋もおかげさまで来年も活動を続けられそうです。1年の締めくくりとして今年の活動の振り返りと今後の活動について少しお話ししましょう。

2016年の活動

トランプ屋は2回の即売会でブース出展を行いました。カスタムデザインデックの販売に加え、考案者了承のもとマストフォロー練習トランプも販売することができました。販売に加えて即売会当日はルールが書かれたペーパーの配布と試遊を行い、トランプゲームを紹介する機会をいただきました。ソフト面では、ブログにてルール説明エントリを作成し、これまでに8種のゲームを紹介してきました。

2017年以降の活動

今年取り組んだことを継続することはもちろん、来年は少しだけ規模を拡大する予定です。具体的には販売チャネルの拡大と取扱いアイテムの拡大です。
販売チャネルの拡大として、まずは東京以外のブース出展としてゲームマーケット神戸への出展が決定しています。また、こちらは決定ではありませんが通販も検討しており、全国の皆さんにトランプを楽しんでもらえたらと考えています。
取扱いアイテムの拡大として、新たにクリベッジボードの扱いが決定しています。クリベッジは他に類を見ないルールで独特の面白さがある一方、得点を記録するクリベッジボードが手に入りにくい現状があります。この問題を解消してクリベッジ愛好者が1人でも増えたらと扱いを決めました。また英米デック以外の扱いが今後の課題となっています。ピノクルデック、スカートデック、イタリア地方デック、スペインデックなどを扱いたいという気持ちがある一方、需要の問題や仕入れの問題もあり、悩ましい所です。

2016年は非常に好調な滑り出しとなった一方で、来年は繰り返し活動することの難しさと戦う年になりそうですが、継続することの重要性を肝に銘じてゆく所存です。
それでは皆様、どうぞ良いお年を。
2016年11月15日火曜日

ゲームマーケット秋のカタログが販売開始となりました。うちが気になるのはやっぱりトランプ関連のブース。というわけでカタログから情報を集めてみました。

【A01】ブリッジ体験コーナー

公式サイト
トリックテイキングゲームの最高峰、コントラクトブリッジの体験コーナーです。ブリッジは複雑で奥の深いゲームですが、ステップを追って覚えれば怖くないですよ。気軽に覗いてみてはいかがでしょうか。参加者全員にトランプをプレゼント!らしいです。

【A24】ゲームストアバネスト

公式サイト
6スートトランプのTENNOSを販売しています。5人以上でトランプ用のゲームを遊ぶときに重宝します。

【B13】スモール出版

トランプゲーム大全のページ
日本における究極のトランプゲーム本ことトランプゲーム大全を販売しています。会場で買うと特典が付くようです。

【F20】つばきや

作者のサイト
アニミズムトランプというオリジナルデザインのトランプを販売するようです。

【F27-27】Black Poker

公式サイト
1人1つのトランプを使ってトレーディングカードゲームのように遊ぶゲームを提案しています。試遊スペースもあります。

【M06】C県者流

ゲームマーケットのサークルページ
トランプ拡張ゲーム「パナマ」を販売します。カードを立てて使うところが新しいですね。試遊スペースもあります。

【F39】トランプ屋

カスタムデザインのトランプ販売、おススメゲームの試遊をやります。マストフォロー練習トランプもどうぞよろしくお願いします。


まとめてみると案外トランプ関連のブースがありました。「このブースもトランプ関係あるよ!」というところがありましたらご連絡ください。
2016年10月22日土曜日
ゲームマーケット秋で「マストフォロー練習トランプ」を販売します。
というわけでまずは「マストフォロー練習トランプ」はどういったものなのか、すこしお話をさせてください。
トランプで良く遊ばれるタイプのゲームにトリックテイキングがあります。このタイプのゲームには「マストフォロー」という概念がよく出てきます。マストフォローというのは、手札にそのスート(マーク)の札があるなら出さなければならない、というもので、これがゲームの面白さの核でありながら少し厄介なポイントなっています。なぜ厄介かといいますと、手札の管理が自己責任になり、それが正しくできていないとゲームが破たんしてしまいます(同じスートがあるのに出さなかった場合「リボーク」といいます)。はじめて遊んだトリックテイキングでうっかりリボークしたばっかりに嫌になってしまうということも考えられます(私が危うくそうなりかけました)。
この「マストフォロー練習トランプ」は、手札のスートを見える化して周りでサポートできるようになっています。具体的には、スートごとにカードの色が別になっており裏側からも分かるようになっています。これまで「練馬おやこゲーム会」さんのほうで販売されたことがあったのですが、前回の作製・販売から時間も経っており、発案者の許可もいただいたのでこのたびトランプ屋でご用意することとなりました。詳細な製品概要は別途エントリを作成しますが、色違いのデックをスートごとにばらして組み直したものになります。
このデックで既存のゲームを遊びマストフォローの練習をするのはもちろん、この特性を活かして創作ゲームを作ってみるのも面白いのではないでしょうか。裏からスートが見えたらゲームの面白さが減るとは一概に言えず、既存ゲームではRandolphの「Scan」という好例もあります。
ゲームマーケット秋が初売りとなりますが、それ以降も長く扱ればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。